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目指すべき健康経営の姿に近づくために行ったこと(エムスリーキャリア 菅野隼人)

May 31, 2018
約 4 分
目指すべき健康経営の姿に近づくために行ったこと(エムスリーキャリア 菅野隼人)

エムスリーキャリア株式会社
医師キャリア事業部 健康経営グループ グループ責任者 
菅野隼人(すがのはやと)
大和証券、ネット広告代理店オプトでの法人営業、事業開発を経て、2016年2月にエムスリーキャリアへ入社。2017年4月より産業医顧問サービスを立ち上げサービス責任者に就任。2018年4月より現職。「25万人以上の医師会員基盤と月額3万円からの価格設定が強みの産業医紹介事業をメインに動かしています。」
・第Ⅰ種衛生管理者
・JWCLA認定 健康企業指導員
・アクティブスリープ指導士(BASIC)

健康企業指導員養成講座を受講したきっかけ

経済産業省が認定する「健康経営優良法人(ホワイト500)」の取得コンサルティングサービスを提供し始めたことがきっかけです。

エムスリーキャリアは、産業医を探している企業・団体から業務委託を受け、産業医の紹介及び産業保健業務をサポートする「産業医顧問サービス」を提供しています。そのサポートサービスとして同認定取得のコンサルティングを提供する機会がありました。

ホワイト500は、5つのフレームワーク(1)「経営理念・方針」、(2)「組織・体制」、(3)「制度・施策実行」、(4)「評価・改善」、(5)「法令遵守・リスクマネジメント」及び財務面でのパフォーマンスから評価され一定の選定基準をクリアすることで認定されます。そのフレームワークは非常に優れており、求められる基準を満たすことで高水準の健康経営への取り組みができると思います。

しかしながら、そのフレームワークありきで健康経営導入を始めると、ともすればホワイト500認定取得が第一目的となり、本来の主旨である「従業員の健康増進・活力向上を通じた業績向上、企業価値向上」から乖離してしまうのではないかと危惧しました。企業ごとにビジョン、ミッションが異なるように、目指すべき健康経営の姿は一社一社異なるのではないか。ホワイト500の取得は、あるべき姿に近づくプロセスであり、単なるマイルストーンでしかないのではと考え始めました。

そんな時、JWCLA(日本健康企業推進者協会)が主催する健康企業指導員養成講座で第一期生を募集していることを知りました。体系的な健康経営のメソッドが学べるチャンスと思い、迷わず申し込みました。

講座の内容と得られたこと

講座では座学のみでなく、ディスカッションやグループワーク形式もとられており、様々な企業、立場の方々の考えや課題を知ることができたことは、とても有意義でした。当初の狙いはCHANGE(※)フレームワークを学ぶことで達成できたと考えております。そして、同じような健康経営の導入・支援を自社またはお取引先に提供している、同志を得られたことは、プラスでした。さらに最終課題である健康経営導入の自社マネジメント向けプレゼン作成は、そのまま実際に自社で利用でき、かつ、お客様への提案にも活用できるものとなりました。まさに、一石三鳥となりました。

 ※CHANGEフレームワーク
Concept、Hold、Analyze、Network、Goal、Enjoyの頭文字より。同講座で設計した健康推進のメソッドを指す。

受講後どのように活かされているか

大きく3つの変化がありました。

1つは、セミナー講師を始めたこと。社内向けに健康経営をテーマとしたセミナーを実施したところ、とても好評でした。自信を得られたので今後は外部に向けて発信していく予定です。

2つ目は、自身に変化があったこと。健康経営のコンサルティングのみならず、実際の施策提供もできたほうがよいと考え始めました。睡眠の指導資格「アクティブスリープ指導士養成講座」を受講し指導師の認定を受けたのをはじめ、需要が最も高いメンタルヘルス分野でのスキルもつけるべく、産業カウンセラー養成講座も受講中です。

最後に組織の名前が変わったこと(笑)。それまで産業医顧問チームとしていましたが、今は健康経営グループという組織に名称を変更しました。産業医向けの人材サービスをコアとしつつも、事業領域を広げていくことを想定しています。

About The Author

The Healthy Company編集長細波恭輔
このライターへの問い合わせ・仕事の依頼はsaiha@kankyocoms.co.jpまで

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